わらしべ長者みたいな話(その2)

05.24.2024

ブルーベリー

常連になっていたロードバイク店に行った日、その店主さんに「ブルーベリーの木欲しい?」と聞かれました。

私は即答でまた「欲しいです。やります」と答えました。

タダでくれるのかなと一瞬思っての即答だったんですけども、実際は1本1500円で、買うことにしました。

ホームセンターで売っているような高さ30センチ位のブルーベリーを想像していたのですが、全然違いました。「ブルーベリー畑に木を見に来てください」と言われ、行ってみると、自分の背よりもはるかに高いブルーベリーでした。

ブルーベリーの持ち主さんは出荷のための収穫の最中で、私は収穫を手伝おうとブルーベリーをひたすら摘んで5kg以上になりました。私が摘んだ分も出荷に出すのかと思っていたら、「それは全部あげる」と言われ、5kgのブルーベリーをなんとか持って帰りました。

そのブルーベリーはかなり希少な種類だったようです。それは後から知りました。

 

土地探し

冬の休眠期になったら木を掘り返して運んできていただけることになり、それは半年後になります。それまでに私はブルーベリーを植える土地を見つけなければいけません。アテがある土地を持っていないのに「ブルーベリーの木を引き受けます」と即答してしまっていたからです。

なので私の畑仲間に頼み、「誰か土地を貸してくれる人はいませんか」と一緒に探し回りました。ご高齢の土地の所有者の方を見つけて声をかけ、「ブルーベリーを育てたいので土地を使わせてもらえませんか」と頼んで周りました。またもや快諾していただきました。お礼に日本酒を差し上げました。

 

水と一輪車

冬になるとブルーベリーが約束通り運ばれてきました。予算の関係で5本だけいただく予定だったのがおまけで2本追加でいただけました。ありがたかったですがその分植えるのは大変でした。そこの土地は、梅の木や銀杏の木も生えていて広大な場所でした。季節になると梅も銀杏の実も取り放題でした。

水やりには湧き水をバケツに汲んで運び、水と一輪車のありがたさを痛感しました。

https://note.com/kamoshikapsych/n/nb28857f8c285

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